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君なんか捨ててしまうよ

笑っていたはずなのに涙が出た

もしそれができたら
僕もあなたも苦しまないでいれたのに
何も知らないで 光の下
違う輝きに微笑んでいられたのに

正反対の心と体
あなたにまっすぐ向かいたかった

( 捨てるのは君じゃないよ
  本当は、

  君を愛した僕を殺してしまうんだ )


title: 群青三メートル手前
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かみさま<おれ

好きでここにいるわけじゃない

なら、どうしてうずくまる
いつまでもその空は晴れない

堪えることが大人で
さらけ出すことが子どもなんて
誰が言った
声をあげず銀色の涙頬つたう君は
こんなにも美しい

神さまを忘れて
僕を信じろよ
空に向けたその手を包めば、
血のかよった温もりに
泣きたくなるだろ
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ちっちゃな人間

細い涙の筋が光った

強がりを見抜いても
何か出来るわけじゃない
あまりにもこの両手は無力で
笑う君の前で行き場無く垂れてるだけ

だから、
せめて知らないふりを
君が隠すなら見ないふりを

ごめんね
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白馬には乗れないでしょう

どんな女の子があなたの隣に相応しいか、空の向こうが明るんで星が消えるまで考えた。
そこに到底、私の名前は浮かばなくて、当たり前だと笑った鏡の自分が泣きそうだった。

もう限界だった。
あなたを好きで、
好きで、
好きで、
私は私を捨ててでも、あなたに似合う女の子になりたいと願った。
だけど他の誰にもなれないの。
私は私でしかないの。

だったら、
もう一度生まれ変わって、あなたの好きなあの子のように花のように微笑むことのできる子として生まれて、出逢えたなら、私を見つけて好きになってくれる?

駄目だ、と思う。
そんなこと考えている時点で、あなたは私を選ばない。
それにもう一度生まれ変わっても出逢えないなら、意味はない。

暁の空は薄ぼんやりしたピンク色に染まり、堪えていた涙はついに溢れた。
今宵も迎えは来なかった。
いつまでもいつまでも、ありのままの私を好きだと言ってくれる目元をくしゃくしゃにしたあなたの笑顔を、夢見て待っている。

今夜も来るはずないのに。


title: alkalism
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おいてけぼり

背を向けられて
初めて 怖いと思った

ずっと変わらない日常が
連なってゆくのだと
誰が言った訳じゃないのに
どこかで信じていた

少しずつ遠ざかる距離に
おいてけぼり感が否めないのはどうして

責めてはいけないのだろうか
これも人の性格と割り切って
つきあうしかないのだろうか

私はただ、寂しいだけに見えますか
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キセキ

駄目なんだ、と瞬時に判断したその一秒前には、もう、瞳は涙で溢れていた。

届かない想いをあることは知ってる。
誰もが求めあう理想の世界など成立たない。
つまり、あたしはあなたで、あなたがあたしだということは、奇跡に近い。

知ってても、止らなかった。

あたしが想うようにして、あなたがあの子想っているとしたら、何も言うことはできない。
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片想い

黒板にはしるチョークを見ていたつもりが、いつの間にかあなたの寝顔。
無防備だな、と観察。そして自分より睫毛が長いことが判明し、小さな衝撃をうける。
意図なく触れてしまった指先は全く別の生き物みたいで、異性であることを実感した。
すぐに体中が熱をもつ。そのくせ、また触れたいと願った。

『もし気づかれてしまったら…』
そう考えて、自分の想いの大きさを知った。
ほんの些細なことで泣けたり幸せになれるほどに、あなたは私の奥深いところにいる。

想いを言葉にすれば、鼓動は波立つ。呼吸がもどかしい。

(あなたも同じ気持ちであればいい)

奇跡を思い描き、私は今日も勝手に熱くなる。
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理由

その姿を見つけると
胸が軋んだ

続く廊下の先、差しこむ光
誰かが遠くで呼ぶ声
青い空
全てが呼吸を止めた
今、生きるのは僕と、
色鮮やかな君だけ

胸が軋んだ

君が好きだ
好きだ
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夏の終わり

涼しい風が夏をさらってく
花火の光も塩素の香りももうしない

あなたは
あなたは、

あの入道雲に隠れて消えたまま
二度と戻って来なかった

わたしは
わたしは、

まだ長袖に腕をとおすことができない
色褪せたタンクトップ

目に鮮やかな紅葉も
銀色の粉雪も
散る桃色も
あなたと見たかった

わたしは
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星を数え終えたから

眠ろうか、と微笑む君の服の裾を掴んだ。
もう少し、と滅多に言わない我が儘を口にした。

終わりは突然やってくるわけじゃなく、じわじわと押し寄せる。
押しては返す波が徐々に満ちるようで、それは気づいたら足首まで迫ってたりする。
それは、わかっていても恐いよ。遅すぎる速度が速い。
怯えてしまうよ。
二人で新たに感じあう光を見つけるたびに嬉しくなったのは初めだけで、数をかさねる毎にいつしか、これが最後になるんじゃないかって。
ささやかな幸せに、罪悪感で胸が泣いた。

それでも、
伸ばした手。求めた証。
終わりを知ってても、私はまだ君を欲している。
こんなに、こんなに。

やっぱり眠ろう、と君は目を反らして手を繋いだ。
もう何も言えなかった。

初めてからめた指と君の泣きそうな横顔は、私が最後に見た光だった。


title: alkalism
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